使用教材紹介♪ うたとピアノの絵本

みちるピアノ教室で使用している教材を、内容や生徒さんへの伝えかたなども含めて紹介します。
まずは呉暁(ご あき)さんの【うたとピアノの絵本 みぎて ひだりて りょうて】。
幼児にも見やすい大きい音符、柔らかい雰囲気の挿絵が人気です。
男の子も女の子もこのテキストが大好き。
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呉暁さんのすすめる「歌ってから弾く指導法」でレッスンしていきます。
ドレミがわからなくても、歌ってから指番号をたどれば弾ける場合は、マルにして順番に進みます。
2小節で終わる簡単な曲でも、歌ってから弾くと、耳がよくなり、感覚的な理解が深まります。不思議と歌う前より、音楽的に演奏できています。耳で聴き覚えて弾けるなら、この時点ではかまわないというのが著者の考え方だそうです。
私もそう思います。
そうしてどんどん曲数をこなしていきますが、ソルフェージュも丁寧に教えていますので、いつの間にか譜読みもできるようになっています。
【うたとピアノの絵本 ひだりて】を使ってへ音記号だけの楽譜にも慣れますし、本当にバランスよくつくられた教本シリーズと感じます。
【りょうて】に入るとみぎてひだりてをかわりばんこに使って演奏します。いわゆる交互奏。
このテキストを使っている生徒さんはよく、おうちでも普段の生活の中で楽しく歌ったり、もちろんピアノの前でも元気に歌ってから練習していると話してくれます。
ピアノ楽しい!大好き!になる、魔法のかかったテキスト。
【りょうて】の中頃で、新しい教本をプラスすることが多いです。
【うたとピアノの絵本】の続編である【アキピアノ教本】については、また後日案内いたします。
素敵なピアノテキストは、まだまだ数えきれません♪