教本の進め方

今年もゴールデンウィークに突入で、5月のレッスンは3回となります。
遊び疲れて練習不足の、休み明けレッスンになるかな?とも思いますが、5月末にコンクールの申し込みがありますので、参加希望で、課題曲の譜読み等に不安が残る生徒さんは、熱心に練習していることと思います。
毎年、季節ごとにイベント参加や発表会の曲の個々の練習期間などにより、ピアノ教本の進み具合や種類、進み方も様々になります。
もちろん段々難しくなったり、曲が長くなったりするのですが、途中で少し易しめになったり、急に難しい曲が混じっていたりします。
教本は必ず順番に全て弾かなければいけないわけもなく、行ったり来たりや、とびとびに進むこともあります。
導入の教本から初級、中級へと確実にステップアップする生徒さんが増えてきました。
初級の教本では多くは、【アキピアノ教本】【トンプソンはじめてのピアノ教本】から【トンプソン現代ピアノ教本】へと進みます。アキピアノ教本は比較的進み方が緩やかですが、トンプソン現代ピアノ教本に入ると、途中から調号がどんどん増え、表現をつける練習にも力をいれます。
はじめてのピアノ教本も易しい楽しい曲が揃っていますが、始めのうちから臨時記号がよく出ます。
メインのテキストは曲としても弾きごたえがありますが、それとは別に曲集をもう一冊プラスすることもあります。
または、テクニックに特化した教本を加えることもあります。
曲としても魅力的で、テクニックの強化にもなる【ミクロコスモス】もよく使います。
メインとなるトンプソンや、ミクロコスモスに続いてブルグミュラー25へ進み、一曲に時間をかけ練習していきますが、他にも色々な時代の曲と併用できると良いです。
生徒さん個人の好みや、年齢、タイプなど色々な面から進み方を決定していきたいと、思っております。